マテハンと人との協働と今後

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マテハンと人との協働と今後

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今回はマテハンと人との協働についてです。

最近EC大手がCMでお年を召した方も元気に物流センターでイキイキと働かれている様子が流されていますが、実際マテハンを導入したとはいえ、

すべてフルオートメーション化されているかというとそれはなかなか難しく、人でなければできない作業もあります。

システムやコンピューターによって動く機械も人もそれぞれ長所と短所がある訳で、互いにそれらを補うことで現在の物流は成り立っている訳です。

 

某大手物流会社では自律協働型ピッキングロボットを導入し、ピッキング作業の効率化や作業者の負担軽減を図るというニュースがありました。

様々な実験を繰り返してようやく導入に至ったそうで、作業者を一から教育する時間の短縮や既存の倉庫でもレイアウト変更なく導入可能とのことで、

今後導入を進めていくそうです。

実際に見ていないため詳しいことはわかりかねますが、ロボットの画像を見る限り自分で箱を開けて必要な分だけ取り出すという訳ではなく、ピッキングを

する作業者とともに事前に登録されたロケーションへ作業者を導き、必要数量や物の品番や形状等の情報を示し協働するというものではないかと思われます。

某EC大手が携帯端末を持って人が行っている作業をロボットとともに行うという事だと思います。

 

 

物流や倉庫業を行っている業者の方ならお分かりだと思いますが、扱うものがきれいに並んでいるものばかりとは限らず、輸入品などは輸送中の揺れや生産国の考え方の相違などもあり中身が不規則に詰められているものが多々あります。

それらをきちんと見極めその中から必要なものを必要な数だけ取り出して・・・

などという事を自動で行うことは現時点では相当難しいと思います。もちろん中身だけでなく梱包状態も様々であり、自動化となるとすぐには難しいでしょう。

しかし、協働という考え方であれば互いの短所を補い作業を効率よく行うことができるという訳です。

コロナ渦の中で人が密を避けるため、今までのように働けなくなっているこの状況を少しでもカバーできるのではないかと期待されている訳です。

 

機械と人が協力して事を成し遂げようとする世の中になりつつあるのに人同士が協力できないのはいかがなものか・・・

っと話が脱線しましたが、このような世界になった以上、それに対応する術を考えなければなりません。

それだけ大きな時代の流れが押し寄せて来ていることを自覚し、考え方を改めなければならない時がきたのだと覚悟を決めなければならないのだと思います。

同時にこれは新たなことに挑戦するチャンスなのだと思います。これまでに無い経験はみんなこれから経験するのですから。

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