ご当地グルメと共通点
先日、東北福島からお客様がいらっしゃいました。
福島といえば震災で甚大な被害を受けられましたが、着実に復興に向け前進されています。
一日でも早い復興を願っております。
歴史では会津藩の白虎隊が有名ですね。
また、喜多方ラーメンで有名な喜多方は倉庫として利用されていた「蔵」が多い町として
知られており、
現在でも店舗や作業場、さらには住居として活用されるなど、様々な用途に使用されているそうです。
そんなお話をする中でたまたまラーメンの話題になり、以前全国ネットのテレビで紹介された弊社の近くにある
お店や倉敷の有名なラーメン屋さんまで食べに出向かれたというお話されていて、
東北(喜多方)ラーメンとくらべていかがでしょうか?とお尋ねすると、
「美味しくて病みつきになりそうだけど胃にもたれそう」
「喜多方ラーメンはちぢれ麵で鳥ガラベースのあっさり醤油だから」
と、おっしゃられていました。
比較的気温の低い東北地域の方々は寒さから濃い味のものを好まれると聞いていたため、
少し意外に感じました。
また今年の雪はそれほどではないとおっしゃられていましたが、福島とくらべて気温はど
うですか?とお尋ねすると、
「5度ぐらいは違うと思うけど寒いものは寒い」
と寒さにも違いはありつつも感じ方は共通なのだと感じました。
世界に比べれば日本は小さな国ではあるものの、そんな小さな国でも地域によってさまざ
まな違いがあり、
感じ方や考え方があるのだと改めて感じさせられました。
しかし、寒いとか旨いと感じることは共通であり、個人差は抜きとして世界でもそういっ
た点は同じであるはずです。
コロナウイルスの影響もあり、世知辛い世の中になっていますが、そんな時こそ互いの共
通点を認識し、助け合う心が必要なのではないでしょうか。