EC事業こそ物流アウトソーシングをするべきです
物流を制するものがインターネット時代を制する。
EC事業こそ物流アウトソーシングをするべきです。
【自社で物流業務もした場合】と【物流アウトソーシングした場合】を比較してみたいと思います。EC事業の業務を大きく分けます。
①~④の、企画から始まり、ショッピングサイト売り場構築、仕入れ、プロモーションなど販売に徹する業務、【フロント業務】があります。
EC販売であればいちばん力を注がなければいけない業務でしょう。まずは売ること。そしてリピーターを掴む。この構築ができないとモノは動きません。
次に ⑤~⑧の【バックヤード】 という業務は地味ですがとても重要です。お客様からの受注を受け、在庫確認をして、正しい商品を準備し発送する。お客様に正しい商品がきちんと届くまでの業務です。
発送時に、現品相違や数量違い、落下して破損など不具合になってしまえば、一生懸命フロント業務に注力して高品質な商品を売った努力も水の泡です。
今後の購買意欲はなくなってしまうとおもいませんか。
⑨の、アフターサービスはフロント・バックヤード共に関わってきます。フロント業務なら顧客対応。バックヤードは返品対応や代品発送など、いずれにしてもお客様へ誠意ある迅速な対応がとても大切です。
もちろん自社で物流部門を作ることも可能です。
自社で行うと、フロント業務をしていた人材の手が取られます。ものすごく優秀な人材であればあるほど販促や企画に時間をとりたいでしょう。
しかし片手間でバックヤード業務をすれば管理がおろそかになり、または商品が売れ始めて忙しくなってから、アウトソーシングを考えるのでは、すでに作業者の馴れ合いで商品の管理がずさんになっているかもしれません。しかし商品は資産です!
さらに顧客対応がおろそかになりリピーターを掴み損ねているかもしれません。これは顧客対応ができていない状態です。
では、自社で倉庫専用の人を雇用するとどうでしょう。固定費となります。忙しいときだけのパート雇用や、人材派遣を考えるかもしれません。
しかし作業する人材が変わるたびに物流サービスは不安定になります。物流構築には時間とマネージメントのできる人材が要ります。商品の保管場所や、様々な保険費用、リフトなどの物流設備、意外と物流費用はかかるものです。
これが年間となればまとまった費用となります。
逆に閑散期には売り上げは減り、人件費・固定費が重くのしかかってきます。
さて!ここでアウトソーシングの出番です。
わずらわしい物流業務を切り離すと、フロント業務にしっかり時間をかけることができます。商品企画、売り場(サイト)管理、仕入れ、プロモーション。全てきっちりこなせます。
自社の物流部門を高品質な物流専門会社に任せるとどうでしょう。保管場所の倉庫は使った場所だけ払い、商品も出荷したものだけ作業費を支払う。物流設備も心配ありません。
万が一のBCP対策にも効果的です。すべては物流機能の安定したサービスにつながっているのです。正しい商品が届いてこそEC事業の成立です。
アウトソーシングの効果ですが、固定費が変動費に変わることで、使用していない保管場所代や閑散期の人件費、またはリフトなどの物流設備の費用が不要となります。
また、フロント業務とバックヤード業務をしっかり分けることで販促や商品の企画開発、お客様への対応の時間が充分とれます。そして物流費の明確化もできます。物流サービスが安定すると顧客満足度があがりリピーター獲得にもつながります。
ぜひお気軽にご相談ください!