物流はアウトソースすべき、中小事業者がECで勝つ方法②

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物流はアウトソースすべき、中小事業者がECで勝つ方法②

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中小企業の参入も相次ぐ

以前までは、物流のアウトソーシングというと、大口契約の配送や製造現場での納入代行などに限られていました。
しかし最近では、小口発送の代行サービスも充実してきており、売上高が数百万円規模の中小事業者でもアウトソーシングをしてもらいやすい環境が出来てきました。

 

・中小事業者向けの物流のアウトソーシングは、大別すると4パターンあります。

1つ目は、大手の物流会社が小口配送の充実を進めているパターンです。
しかしながら大口案件に比べて、小ロットで多数のバリエーションのある小口配送は手間がかかり、大手にとっては採算の高いビジネスとは言えないのではないかと思います。

しかし、EC市場は拡大の一途であり、その流れは無視できないほど拡大しています。
また、倉庫費用は固定費であり、少しでも稼働率を高めることでの取り組みなのかもしれません。

 

2つ目は、比較的大きなEC事業者が物流部門を独立・子会社化し、自社が持つノウハウを活かして、その子会社が物流サービスを提供しているパターンです。
自社の強みを横展開することで、業績の拡大を目指しているのだと思われます。

このパターンには、化粧品ECサイトの物流部門が分離・独立した「イマージュソリューションズ」、「ECユニオン」などがあります。

3つ目は、アパレル系分野のECサイトが、アパレルの物流だけに特化して、サービスを提供しているパターンです。
アパレルは小ロット多品種で、サイズやカラーなどのバリエーションも豊富、しかも単品管理が必要です。

また、ファッションを着たモデルの写真があると、購入率・成約率が大きく向上するため、写真撮影も重要になります。
そのため、在庫が揃っている倉庫にモデルが来て、そこで撮影を行うこともあるようです。

アウトソーシング企業が、そうした業務を一括で請け負います。こうしたパターンには、「アッカ・インターナショナル」や「マガシーク」などがあります。

 

最後の4つ目は、物流会社が規模拡大のため、EC物流代行を始めるパターンです。
この場合は、自社に既に在庫管理や梱包・発送のノウハウがあり、そのノウハウをEC発送に活かして代行を行うパターンです。

日本におけるECの市場規模

※2014年、BtoC分野の実績

近年、日本のEC市場は、右肩上がりで増加。それに伴い、荷物量が急増し、小ロットで多数のバリエーションのある小口配送が増加している。

出典:経済産業省・調査(2015年5月)

 

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